【栃木県DIYキャンプ場】井戸掘り技術は経験に勝るものなし!
やっと体調が8割近く戻ってきて作業も少し
進めることができました!その模様は順を追
ってお知らせしていきますが最近焼きとりを
焼くことにとても強い関心を持ち始めている
ヨッシーです!
さて始まりました井戸堀りが・・・
準備が終わった翌日からカシラが井戸掘りを
スタートさせました!初日は確か2~3m掘
れたようで、かなり掘れたとのことでした!
2~3mで結構掘れた方なのか。と思ったの
ですが地面が硬いところだと1日数十センチ
も当たり前とのこと・・・
なるほど!そうなると2~3mは結構掘れた
方なんだと思った。1日目が終わり翌朝も
カシラが登場。当たり前だけど(笑)
この日も2mだった。すでに2日目で掘れた
のが約5mとなると35m掘るのに最低でも
17日間の計算
記憶では5日目くらいまでは割と順調に掘れ
ていたと思うがそれ以降は1日1mがやっと
の状態になっていった。1日に掘れる深さが
変化する地中の礫の状態も変わるようで都度
礫を採取して状態を確認していた。その礫の
状態からも水脈がありそうかどうかも判断が
つくらしいです
そして掘り始めて2週間も経過すると1日に
掘れる深さは50cmくらいになっていった
1日の作業時間を7時間くらいとすると
1時間で掘れる深さは7cm程度です。気が
遠くなる作業です。もう僕はカシラに尊敬し
かありません。ずっと掘削機械を見て微妙な
調整等をしているんです。これは明らかに
経験から生まれる技術と勘だと思います
そして、カシラが15mくらいのところで少
し水気があったようなことを言ってました
18mの時にさらに少し多く水が出てきた!
と話してくれました。それでもまだまだ
十分な水量とは言えません。少し水が出たと
聞いては喜びましたが水量が少なすぎると
聞くとそれが落胆となり気が気でなりません
とにかくカシラに頑張って掘ってもらうしか
ないのです。そして24mの深さになった時
18mの時とは明らかに違う水量が出てきた
と!そしてカシラがいうには24mに差し掛
かる直前に山から冷たい風が一瞬吹いてきた
らしく武者震いしたそうです
後から聞いた話ですが18mに差し掛かった
ときも冷たい風が吹いてきたんだそうです!
そんなことがあるのか?とびっくりしたそう
です。まさに神の仕業か?と思えるような
出来事です。それから契約規定の35mまで
少しずつですが掘り続けてくれました。結果
その後は風が吹くこともなく新たな水脈も出
てきませんでした!
そして水が出たのはわかってもここで喜んで
はいけなかったのです。なぜならキャンプ場
を運営するにあたりトイレや炊事場等々で使
う水が十分に足りる水量なのか?が問題だっ
たからです。もし水量が少なかった場合はタ
ンク等に貯水をしておかなくてはいけません
幸いタンクについては2tの貯水タンクを
中古で準備していたのでそれを使えば問題の
ないことではあったのですが、あまりにも
水量が少ないと貯水に時間がかかりすぎると
いう問題もります。それなのでここからが
ドキドキが止まらない毎日となりました
とりあえず水をくみ上げるためにパイプを
入れてパイプ周りにろ過砂利を入れる作業を
します。35m分の塩ビパイプを1本1本入
れながら繋いでいきます
この写真がスリット入りの塩ビパイプです
このスリットから取水してパイプ内に入って
きた水をくみ上げるのです
このようにパイプを1本ずつ繋いでいきます
ここでもカシラは大活躍です!
そしてパイプを入れ終わると次にろ過砂利を
入れていく作業になります
この砂利をパイプの外周に入れ込んでいきます
地中の水はこの砂利を抜けてパイプのスリット
から入りパイプ内に貯留しポンプで汲み上げる
ことになるんです
砂利を滑り台方式で滑らせて入れていきます
そして砂利が入れ終わるとひとまず終了です
そして翌日から仮設ポンプを使って井戸水が
透明になるまで汲み上げ作業がスタートしま
した。掘ったばかりの井戸は泥水が溜まって
いるのでそれをどんどん組み上げていきます
少しずつ泥汚れが抜けていき透明になって
いきます
水がある程度透明になったところで写真のよう
な器具を使って流量測定をしました
結果毎分60~65リットルの水量が確認でき
ました。とても多い水量とは言えませんがこの
場所を考えたら十分な奇跡的な水量だろう!と
いうお話でした
写真右は組み始めの水で少し濁っています
そして真ん中、左側とキレイな透明な水に
なっています。この水を見て、さらには水量も
確保できて、カシラが水脈にぶつかる度に
山からの冷たい風が吹いてきた体験したこと
からカシラ自らこれはまさに「神水」だ!と
命名してくれました!確かに僕たちにとって
ギャンブルだった井戸掘りで水が出たことは
衝撃的な出来事であり、ギャンブルを制した
ことになります
そう考えるとカシラが命名してくれた「神水」
というのは自然に受け入れられる神父的な水
という印象でもあります。このようにして
バードベルの水問題に関しては解決したこと
になりドキドキの不安からやっと解放された
のでした!
ここバードベルの井戸はカシラに掘って
もらって心から良かったと思います。これが
カシラでなかったら結果が変わっていたので
はないか?と思ってしまうぐらいです
井戸掘りの模様はYoutubeで詳しく紹介し
ていますのでそちらも合わせてご覧いただ
ければと思います
そして水が確保できることがわかった
バードベルは次の準備へ進むことができる
ようになったのです!
今回もこの記事を読んでいただき本当に
ありがとうございます。また次回この
ブログをご覧いただけたら嬉しいです
ではでは See you